
本の自炊のメリットは数多くありますが、その一つにタブレットやスマートフォンなどのデバイス一つで、多くの本を持ち運べること。
通勤中や外出先など、様々な場所で気軽に読書を楽しめます
そのためにも自炊した本を読むためのアプリ選びというのが非常に重要になります
自炊した本を読むためのアプリも数多くありますので、参考までにアプリ選びのポイントを紹介します
自炊本を読むためのアプリ選びのポイント
自炊本を読むためのアプリ(ビューアー)はたくさんあるため、自分に合ったものを選ぶことが大切で、快適な読書体験のためにチェックしたい機能やポイントをいくつか紹介します。
■ 操作の簡単さ
直感的に使えるか、設定が面倒ではないか。
■ 表示機能
見開き表示、ページの左右開き切り替え(日本の書籍は右開きが多い)に対応しているか。表紙の有無によるページずれを調整できるか。iPhoneでは見開き表示ができない場合もあるようです
■ 高速なページ移動
ページジャンプ機能やバーでのスライド移動で、素早く目的のページに移動できるか。特に、ページジャンプ時に各ページの小さな画像が表示される機能があると、自炊データの確認にも便利です。
■ 本棚機能
数多くのデータ化した書籍を分かりやすく整理し、すぐに読みたい本にアクセスできる機能。
■ 外部連携
Dropboxなどのクラウドストレージと連携できると、PCとの連携や複数端末での利用が便利になります。
■ その他
無料か有料か、読書中に邪魔な広告が表示されないかなども重要な選択基準です。
ビューワーアプリ
自炊した本のビューワーアプリは数多くの種類がありますが、代表的なアプリを紹介します
【定番】SideBooks

iPhoneやAndroidなどのスマホで自炊データを読むのに最適なアプリの一つとして広くおすすめされています
- 無料で利用でき、使用中に広告が表示されないため、読書に集中できます。
- 操作がとても簡単で、見ただけで直感的に操作できると評判です。
- クラウド対応しており、Dropboxと連携してデータをダウンロードが可能。スマホの容量が少ない場合や、PCとケーブルがない場合などに便利です。
- ページめくりがリアルで、まるで紙をめくるような感覚で読めます。ページジャンプ機能や本棚機能も搭載。
- 自炊した書籍がきちんとPDF化できているか、高速ページジャンプ機能を使って確認する用途にも使えます。
もうひとつ、個人的におすすめなのがコレ!


Androidスマホ・タブレットでのおすすめ読書アプリです
- 無料アプリです。
- 自炊したPDFやJPGファイルを見開きで読むのに適しています。
- ページジャンプ機能や本棚機能も搭載しています。
【PCで読むなら】Comic Viewer (Mac) / Leeyes (Windows) など
私は自炊した本をPCで読むことはないですが、MacやWindows PCで自炊本を読むためのアプリもあるようです
Comic Viewer (Mac)
漫画向けですが多機能で、PDFのドラッグ&ドロップ、見開き/左右開き切り替え、しおり機能などがあります。ただしテキストコピーはできません。
Leeyes (Windows)
こちらも漫画向けで多機能ですが、PDF対応にはプラグインが必要です。現在更新が停止しているようです
むしろPDFを観覧するという意味ではこちらが定番
【データ確認用途なら】Adobe Acrobat Reader
他にもパソコンでPDFを観覧や編集できるソフトは多くあります その反面、読書アプリとしては縦送りや本棚機能がないなど、使い勝手が不足する点も気に留めておいた方がよいです